- スタッフブログ
2023/03/06
リフォームとリノベーション
こんにちは、豊中本店の岩田です。
初めまして!の初ブログになります。
昨年秋に入社して、早いものでもう3ヶ月が経ちました。
現場の施工管理をやっております。
どうぞよろしくお願い致します!
突然ですが皆様、<リフォーム>と<リノベーション>の違いってご存知でしょうか?
特に法律などで定義が決まっているわけではありませんが、なんとなくフワッとしたイメージはお持ちなのではと思います。
リフォーム
『建物の老朽化した状態を新しかった新築時に戻す』または、『より使いやすいように改善・改良する』工事に該当します。
具体的には、部分的な水まわり設備の取替や外壁の塗装などがこれにあたります。
賃貸住宅だと、クロスなどを貼り替える『原状回復工事』もリフォームと呼んだりします。
リノベーション
近年よく耳にするようになりましたね。
これは『間取り変更を伴うような大がかりな工事をして建物の性能や価値を付加、向上する工事』を指します。
<例>
・2室を繋げて1室にする
・水まわりの位置を変更して給排水の配管の引き直しや間取り変更により電気配線を一新する
・外観デザインの刷新
など、既存住宅に新たな付加価値を生み出すための改修工事が該当します。
当社では両方の工事に対応しています。
あるお施主様宅の工事
先日、築20年超の一戸建てのお住まいを工事させていただきました。
・水まわり設備の取替
・キッチンと和室の間にあった壁を抜き、2室を繋げて広いLDKへ
こちらは間取り変更に伴って柱を抜いたため、耐震性を保つための梁補強工事をしているところ。
とっても重たい梁を2〜3人で持ち上げて慎重に架け、無事に新たな梁が付け加えられました。
この間取り変更に伴って、壁紙や床材の貼り替え、スイッチ・コンセントの配線位置の変更なども行いました。
皆さん、この工事が<リフォーム>と<リノベーション>のどちらに該当するかおわかりでしょうか・・・?
そうです!この場合、<リノベーション>が正解です!
実はとっても人気な「LDK拡張工事」
築20以上前の一戸建ての場合、キッチンとダイニング、リビングがそれぞれ別の部屋に分かれている間取りが多くみられます。
そんな間取りをライフスタイルや家族構成の変化に伴い、各個室を繋げて広いLDKにされることを希望される方はとても多いんです。
今回のお施主様も、そのお一人でした。
ライフスタイルに合わせた間取り変更など、”心地良い住まい方”をお客様と一緒に考え、それを形にしていけることが工務店としての責務であり最大の喜びだな〜!
そんな風に感じながら、大工さんが梁を架ける様子を見守っていました!
そして今後、時代の変化と共に<リフォーム>でも<リノベーション>でもない、新たな概念の工事が生まれるのではないか?と個人的にはワクワクしています。
またその一方で、AIの導入により家づくりやリフォームに革命が起こるかも?と考えてみたり。
でも、最後はやはり、大工さんの手によって梁を架ける、そんな風に人の手によって創られるものであって欲しいなぁ、と思います。
岩田さんのスタッフ紹介ページはこちら ⇒ https://www.taga1.co.jp/message/slug-4541abe48fa64e94ad8c7638b04bfdb8
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